インドでの転職・生活事情・就労許可証情報

世界第2位の人口を誇るインド。2023年には中国を抜き、人口が世界第1位となり、2050年には16億人を超えると言われている(国連が発表の「世界人口推計2022(World Population Prospects 2022)」より) 。

GDPは2022年にイギリスを抜き、アメリカ、中国、日本、ドイツに次ぐ世界第5位となった( 総務省統計局の「世界の統計2022」より )。10年以内に日本とドイツを抜き、世界第3位の経済大国になるとも予想されている。さらに、年平均成長率においては日本の約3倍と、現在アジアで最も熱いマーケットと言える。

日系企業の進出も10年前と比較し5倍になっており、現在も毎年50社前後が進出している。進出している業種としては製造業が約60%で、主に自動車関連の企業が中心となっている。また、最近ではサービス系(不動産、広告、コンサルティング)の企業の進出も増加傾向にある。 地域別に見ると、デリーを始めとする北部地域が最も多く、バンガロールおよびチェンナイが位置する南部地域、ムンバイおよびアーメダバードが位置する西部地域は、今後の日系企業数の増加が見込まれる。いずれも製造業がメイン。なかでもアーメダバードが属するグジャラート州への日系企業の進出は、2013年時と比べ、450%の伸び率となっている。このような情勢に伴い、日系企業での日本人現地採用ニーズも年々増加している。

JAC Recruitmentインド コンサルタントより一言

  1. 世界屈指の経済大国へ
    日本のみならず、海外諸国からインドは注視される国の一つです。世界第2位の人口に加え、GDPも高成長を記録しており、2050年頃には世界屈指の経済大国となる予想もあります。消費市場だけでなく、生産・輸出・開発などの拠点として広く活用出来る事から、世界各地の企業からの進出・投資が活発化しています。

  2. チャンスの広がるインドビジネス
    現在は、物理的にも心理的にも距離がある事が影響し、インドで働きたいという日本人の数は他国と比べると多くはありません。しかしながら、機会は多分に広がっており、また将来のキャリア形成等を考える上でも、今は非常に大きなチャンスといえます。
    異文化環境でも活躍していけるだけの柔軟性、積極性、そして語学力など、あらゆる能力を養うのにインドは多くのチャンスを秘めており、広がっているといえます。

  3. 気になるインド生活環境
    インドと聞くと熾烈な生活環境をイメージしがちですが、現在は日本食レストランも増え、大型モールが乱立するなど、生活環境は整いつつあります。余暇にはゴルフやテニス、女性はヨガやボリウッドを習うなど、思い思いの余暇を楽しんでおられます。連休には日本への一時帰国は勿論の事、ネパールや、モルディブ、ヨーロッパといった比較的インドから近場への海外旅行、に出かける方が多いです。