タイへ転職する際の就労ビザ/就労許可書(Business Visa/Working Permit)
※タイでは労働に際して就労ビザ(Non Immigrant Business Visa)及び労働許可証(Work Permit)双方の取得が義務付けられている。
就労ビザ(Non Immigrant/Business Visa)
入社が内定した段階で、企業主導によりビザ・ワークパーミットの手続きを始める。
タイ国へ就業目的で入国する際には、タイ国外のタイ国大使館(もしくは領事館)で滞在許可申請をする必要がある。取得には通常2日間が必要。
就労ビザ申請に必要な書類は取得する国によって異なる場合があるのでタイ大使館ウェブサイトを参照。 <在京タイ大使館>http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/prepare/5000/
労働許可証(Work Permit)
就労ビザを得た後、タイ国内にて申請手続きをする。(通常企業の人事・総務が手続きを行う)
就労ビザ・労働許可証の取得に関する手続き等は適宜改正される。随時当局へ確認することが必要。
タイへ転職して暮らす
バンコク中心部はBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)などの公共交通機関も発達し、駅周辺には大型商業施設が立ち並んでいるため、日本の都市に近い光景が広がっています。
7万人以上の日本人が在留しているため、日本食レストラン、そのほかの日本人向けサービスが充実しています。東南アジアの中で、日本人が最も住みやすい国といっても過言ではないでしょう。
住居
単身用(ワンルーム・1DK)7,000~20,000B(約2.6~7.7万円)程度。
家族用(2DK以上)30,000~50,000B (約11~19万円)程度。
家具付き・24時間セキュリティ・共用ジム・スイミングプール付きのコンドミニアムやサービスアパートメントの形態が一般的。
郊外に出れば上記より安価な物件も出てくる。
交通
バンコク市内ではBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)、タクシーやバスなどが使用可能です。(BTSの運賃は約55~200円、タクシーの初乗りは約135円)
バイクタクシーも多く走っているので、渋滞時の短距離移動には有効です。
郊外への移動には長距離バスが出ています。
また配車アプリも普及しており、市内の移動はもちろんのこと、郊外への移動にも有効活用できます。
食事
日本でも人気があるタイ料理はもちろんのこと、日本食レストラン数は2000店にものぼる。他各国料理も豊富で食に事欠くことはない。
屋台であれば200円程度、日本食レストランでは700円-1000円。缶ビール1本150円程度、カフェでのコーヒーは100円~400円。
医療
医療サービスや医療設備の水準は高いとされ、他国から健康診断や治療に来るケースも多い。特に私立大手総合病院が複数あり、そういった病院には日本語通訳者が常駐しており、日本に留学経験のある日本語可能なタイ人医師の受診も可能である。
医療保険に関しては企業の社員となる場合、タイ国社会保険(Social Security Fund)の加入が義務付けられている(750B/月)。その他、会社負担にてタイ国内の民間団体医療保険に加入するケースも多い。また、医療費補助(実費支給など)をつけている企業もみられる。
教育事情
インターナショナルスクール・日本人学校・タイローカル学校の3つの選択肢がある
①インターナショナル:学校により大きく異なり、学費は15~100万バーツ(50~340万円)/年
②日本人学校:学費は約56万円/年。その他入学金や施設使用料もかかる
③ローカルスクール:私立の学費は5~15万バーツ(約19~58万円)/年。国公立は基本的に学費が無料。※その他に諸経費がかかる。※国公立に入学できるのはタイ国籍を持つ生徒のみ。
生活費シミュレーション
<月収55,000B(税込み)の場合 - 単身でタイに滞在 ->
※B=タイバーツ / 1B=約4.0円(2023年7月現在)
住居費(バンコク都内/ 30sqmのワンルーム) | 10,000B |
食費(1日300B×30日+α) | 13,000B |
光熱費・水道費 | 1,100B |
通信費(携帯電話、インターネット) | 1,300B |
交通費 | 2,000B |
その他雑費 | 9,350B |
所得税 | 2,500B |
Social Security fund(タイの社会保険) | 750B |
貯金 | 15,000B |
計 | 55,000B |
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