英国・欧州の求人・現地生活情報

英国のEU離脱により、就労ビザの制度も変わり、EU国籍者も非EU国籍者も同等に扱われることになった。

依然、自力でのビザ取得には限界があり、企業からのスポンサーが必要な場合が大半だが、学歴やサラリーなどの基準は緩和され、日本人にとってはハードルが若干、低くなったといえる。スポンサーシップがあるケースはIT、金融などの業種、経営幹部、専門職にほぼ限られる。

YMS( 2年間有効な短期就労ビザ/ワーキングホリデービザ)であっても、ビザを保持していれば、就職には断然有利。

英国外では、ベネルクス諸国などは就労ビザ発給の可能性は広がるが、特定業界での職務経験が重視される。

就労ビザを保持していれば就労チャンスは格段に広がる。英国には金融・商社・IT・サービスなどの業界で多くの日系企業が進出している。オランダは製造・物流業の日系企業が多い。

JAC Recruitment UK コンサルタントより

イギリスでの生活・・・その実態は、日本でイメージされるより意外とハードです。その昔、夏目漱石を悩ませた長くて暗い冬と雨がちな天候はもちろん、厳冬期のボイラーの故障、洪水(漏水)による停電、頼んだ荷物(修理工)が時間通りにやってこない(どころか一日待ってもやってこない)、信号故障?による頻繁な地下鉄の遅延/停止、ストライキによる社会インフラ機能の停止、などなど、人災?も盛りだくさん。そんな中、英語ネイティブスピーカー達に混じって仕事をしていくのは、決して楽な事ではありません。しかしながら、我々在住者は、そんな日々の仕事と生活の中に、日本では得られない英国・欧州ならではの魅力を見出しています。歴史と伝統の重みのある欧州にて、難易度が高く刺激的な仕事に挑戦する機会は、少ないが故にとても貴重です。

英国・欧州での就職活動で成功するタイプとは?

自分で考え自分で決められる自立性を身につけ、自己主張ができそれでいて協調性のある方。特にEU圏内においては、何十カ国もの異なったバックグラウンドを持った方々と仕事をすることが珍しくありません。そんな中、きちんと自分の伝えたい事を表現でき、かつ、相手の主張に耳を傾けられる姿勢と、そのために必要な一定水準以上の語学力(多くの場合英語力)を有している必要があります。また、語学以上に重要なのは、業務上の専門性です。アジアにおける就職活動と比べ、「日本語力」というファクターが優位性を持つ機会はぐっと減少します。その時にアピールポイントになるのが業務上のスキル・経験です。これらのポイントを兼ね備えた方であれば、就業チャンスを得られる機会は少なからずあると言えるでしょう。