ドイツへの転職(給与・税金・英語力)

ドイツへの転職(給与・税金・英語力)

ドイツでの転職に求められるもの

1. 語学力

  • ドイツ語ができれば重用されます。総務・経理系ではドイツ語力を問われることが多いです。​

  • 必要な英語力やTOEICのスコアは職種や企業によって異なります。一般的に英語を使用する職種や国際的な企業ではTOEIC800点以上の高いスコアが求められる傾向があります。
    ただし、TOEICのスコアだけでなく、リスニング・スピーキング・ライティング・リーディングの全ての英語力が求められる場合もあります。

2. 給与・ボーナス

給与例(年収)

※所得税・諸手当等を含む。(英国・欧州では年収提示が一般的)

(€ユーロ=約140円※2023年1月現在)

職種

エントリーレベル

経験者

経理

€36K ~ 45K

€50K ~ 100K

秘書・アシスタント

€36K ~ 40K

€40K ~ 55K

営業(技術営業含む)

€40K ~ 50K

€50K ~ 150K

​貿易・物流実務

€36K ~ 42K

€45K ~ 60K

​エンジニア

€40K ~ 50K

€50K ~ 80K

​ITシステムエンジニア

€40K ~ 45K

€45K ~ 70K

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ボーナス

※支給額は業種や企業・個人の業績により異なる

  • クリスマス前に1~1.5か月分をボーナスとして支給するケースが多いです。

  • 営業は別途インセンティブがある場合もあります。

諸手当/その他

※会社により異なるため、会社ごとに確認が必要。手当・福利厚生として確認すべき項目は住宅手当、交通手当、健康保険、一時帰国費用、通信費など。

  • 住宅手当は通常ありません。

  • 交通費支給は企業によって様々です。

3. 税金(所得税)

ドイツの税制は複雑であり、具体的な税金額や手続きは個人の状況や所在地によって異なる場合があります。したがって、税金に関する具体的な情報を得るためには、専門家や税務顧問に相談することがおすすめです。

下記の税金以外にも、自治体税や教会税など、地域や個人の状況に応じてさまざまな税金が存在します。

    1. 所得税(Einkommensteuer): ドイツでは個人の所得に応じて課税される所得税があります。所得税は累進課税制度であり、収入が増えるほど税率も上昇します。また、所得税は源泉徴収制度が採用されており、給与や年金などの収入から逐次徴収されます。

    2. 付加価値税(Umsatzsteuer): ドイツでは商品やサービスの購入に対して付加価値税(消費税)が課されます。標準税率は通常19%であり、一部の商品やサービスには軽減税率である7%が適用されます。

    3. 不動産税(Grundsteuer): 不動産所有者は、所有する土地や建物に対して不動産税を支払う必要があります。税額は土地の評価額や建物の価値に基づいて計算されます。

    4. 資産税(Vermögensteuer): ドイツでは一部の州で資産税が課されています。資産税は個人の財産価値に対して課税されます。

4. 求められるスキル・人物像

    1. 努力と責任感:ドイツでは努力や責任感が重視されます。成功するためには、真面目に働き、自己責任を持って仕事に取り組むことが求められます。

    2. 専門知識とスキル:ドイツは技術や製造業の分野で高い評価を受けています。成功するためには、専門知識や技術スキルを持ち、常に自己啓発を行うことが重要です。

    3. プロフェッショナリズムと信頼性:ドイツではプロフェッショナリズムと信頼性が重要視されます。約束を守り、高い品質の仕事を提供することが求められます。

    4. コミュニケーション能力:ドイツでは効果的なコミュニケーションが重要です。成功する人は、明確かつ的確に意見を伝えることができ、チームでの協力や関係の構築に努めます。

    5. 国際的な視点:ドイツは国際的なビジネス環境を持っており、異なる文化や背景を持つ人々との協力が求められます。成功する人は、国際的な視点を持ち、グローバルなビジネスに対応する能力を持っています。

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