Image 2023 06 26 T04 23 47

ベトナム転職のお役立ち情報

【ベトナムで働きたい人必見】ベトナム転職の実情​​

​日本人のベトナムの転職市場について

  • 求人の傾向として、製造業が全体の34%と最も多くを占め、ベトナムがチャイナプラスワンの流れで製造拠点として注目されていることを表しています。

  • 次にITが20%と高いですが、これはベトナムが国策としてIT産業に力を入れているからです。一方、職種傾向ですが営業職が全体の40%以上を占めており、その後に内勤事務や工場管理などと続きます。業界職種に大きな偏りがなく広くチャンスがあるのが特徴です。

ベトナムの就労ビザについて

ベトナムで働くには労働許可書の取得が必要であり、専門家ビザと技術者ビザがあります。ほとんどの場合は専門家ビザとなり、取得には4年制大学卒業かつ3年以上の職務経験が求められます。技術者ビザにおいては学歴よりも当該分野での職務経歴が重視されます。そのほか無犯罪証明の発行も必要になりますため事前にご確認ください。

 

語学力について

シンガポールやマレーシアといった他国に比べ、基本的にはそこまで高いレベルの英語力を求められることは少ないです。多くの日系企業の場合ベトナム人社員との英語での意思疎通が可能であれば応募可能という求人が多いです。ただし顧客との商談と社外での英語の使用が必須の場合、ビジネスレベルの英語力を求められるケースもありますが、その点は求人票に記載しておりますので応募の際にご確認ください。

 

ベトナムでの転職成功事例

  • 30代のケース
    キャリアやお子様の子育ての面からワークライフバランスを重視した転職活動を開始し、長らくスポーツをされてきたこともあり体力勝負ハードワークに自信をお持ちでした。そのため営業職を中心に転職活動をしました。選考が進む中で大切にされていたのは収入よりも、おもしろいと思えるお仕事内容であることと、次のキャリアにつながるような経験を積める環境でした。その中でもこれまでのご経歴を活かしたIT業界にて「海外 x 新事業立ち上げ」という新しいチャレンジができる企業へ転職を決められました。現在はご家族でベトナムでの新しい生活がはじまり、新しいチャレンジを始められていらっしゃいます。

  • 60代のケース
    もともとメーカーにて生産管理品質保証等の工場管理職として日本でご活躍されていらっしゃいました。中国や香港などへ駐在し、それぞれの国で現地工場とコミュニケーションをとり、新製品の立ち上げもご担当された経験をもとに、退職後は香港で会社を立ち上げましたが、コロナ禍で帰国せざるを得ない状況になりました。ご本人としては今後も海外で働きたい思いが強く、ご家族もその思いを尊重し、海外での転職活動を決意されます。中国や東南アジア中心に転職活動される中、駐在経験、データ、語学力も活かすことができる求人を紹介、企業が求める人物像とも合致し、無事にご転職されました。年齢にとらわれることなく海外への熱い思いを持って転職活動を続けた結果、現在はベトナムでご活躍されております。

 ベトナムでの生活について(単身者と家族帯同者の例)

ベトナムに来られたことがない方はなじみがないと思いますが、ベトナムの通貨ベトナムドンと言います。日本よりもゼロの数が多いので少し混乱する方もいらっしゃるかもしれません。

  • 単身者
    20代で月給4000万ベトナムドン(およそ22万円)くらいのケースです。ベトナムは他の東南アジア諸国同様、物価が安いです。大きな支出部分で言うと家賃と食費がありますが、単身の方ですと家賃は約5万5千円、食費はお昼デリバリー、夕食は外食で計算しても約6万円と日本と比較すると圧倒的に安いです。交際費などを差し引いても、個人差はありますが、月々6万円くらいの貯金ができる計算となります。

  • 家族帯同者
    3人家族で幼稚園のお子様1人、月給約6000万ベトナムドン(およそ33万円)くらいのケースです。大きく単身の方と違うところは学費がかかるところです。ベトナムにはローカルの幼稚園、日系幼稚園、インターとございますが、日系幼稚園では月約7万6000円となります。その他、家賃や食費、交際費を差し引いたとしても月々8万円くらいの貯金ができる計算となります。

最後に

ベトナムは2000年代からコロナ感染拡大の時期を除いて、非常に高いGDP成長率を維持しております。現在は、アジア諸国の中で中国に次ぐ2番目の成長率であり、今後の経済成長も期待されている国です。またベトナムにおいては、日本人は責任を持った仕事やマルチタスクが求められます。プレッシャーを感じることもありますが、会社の成長にダイレクトに貢献できるとともに、ご自身の成長も実感できるはずです。ベトナムへの転職を検討する際はご相談ください。​​

ベトナムへの転職についての相談はこちらから


ジャパンデスクへ相談