【イギリスで働きたい人必見】イギリス転職の実情
|
日本人のイギリス（ヨーロッパ）の転職市場について
UKではビザの取得というのは一つ大きな壁になってきますが、ITと金融業界に関しては比較的ビザサポートの実績が多い業界です。
IT業界ですと、インフラのエンジニア、コンサルタント、金融システムのプロジェクトマネージャーというポジションになります。また金融業界に関しては法人営業、オペレーション、クライアントサポートといったポジションがオランダ、ルクセンブルク、ドバイといったエリアでもございます。
IT業界は経験として5年以上の即戦力となるような方、金融業界は2年ぐらいの若手でBtoBの法人営業をされている方のビザサポート実績が多くあります。
イギリスの就労ビザについて
イギリスで就労するためにはいろんなビザがありますが代表的なものを4つ紹介します。
Skilled Worker Visa
企業がスポンサーすると言う時のビザとなります。
ビザを取得するためには、即戦力のスキルを兼ね備えていることだけではなく、IELTS for UKVIというテストで4.0以上の取得することが条件となります。ビザスポンサーの費用は高額なので簡単には出ないという現状もあります。Graduate Visa
イギリス国内の大学、大学院を卒業後に就労が許可されるビザです。
大学また大学院の場合は2年、そして博士の場合は3年が就労可能となってております。High Potential Visa
世界トップ50の大学、大学院を卒業した人たちが、卒業してから5年以内に申請ができるビザとなります。
日本国内では京都大学そして東京大学が該当しております。Youth Mobility Scheme Visa
先着順の制度です。
※これまでのYMSビザは、日本とイギリスの間でのメール抽選方式によって配分されていましたが、2024年以降は配分枠が増加し6000人の先着順の制度に変更されました。取得後は2年間就労が可能です。
イギリスでの転職成功事例
金融業界での転職事例（30代）
外資系銀行のカストディというポジションで日本勤務をされておりました。その後、海外で働く経験を積みたいということで中東にある日本大使館でお勤めをされておりました。
当社にご相談をいただきまして。現在は日系企業のカストディというポジションで、ルクセンブルグでビザスポンサーのチャンスをいただくことができました。IT業界転での職成功事例（20代）
日系のIT企業で約4年間ネットワークエンジニアとしての業務経験を積まれておりました。まだ30歳未満ということもありYMSビザに応募をしましたが抽選には外れてしまっている状況でした。
ビザスポンサーをいただける企業があれば一日でも早く海外に行きたいというご相談をいただいき、現在は日系IT企業でネットワークエンジニアとして転職を成功させイギリスで勤務しております。
この方は留学経験もあり英語が流暢だったという部分もアドバンテージの一つにあります。エンジニアのスキルだけではなく、人柄というところも非常に明るくコミュニケーション能力が高かったというところも高評価をいただきました。
イギリスでの生活について（単身者と家族帯同者の例）
単身者
歴史のある建物が多いというのがロンドンの特徴でもありますが、家賃に関しては、2、3人でシェアルームをしなければ抑えられません。例えば3万ポンド（500万円ぐらい）の年収で、ロンドンで生活するとなると、まず家賃がシェアルームでだいたい700ポンドぐらいはかかります。水道光熱費はシェアルームの場合は込みの場合が多いです。交通費も毎日出社すると200ポンドほどかかり、食品というところは他の国とちょっと比較し、デリバリーや外食をすると、ものすごく高くついてしまいます。基本的にはスーパーで安く買って自炊するというのが一般的です。交際費は人によって違いますが、最低限楽しむというところを加味するとだいたい300ボンドくらいの支出になります。貯金は５万円くらいになります。家族帯同者
3人家族で6万ポンド（1000万円ぐらい）の年収をもらってる方とします。イギリスでは5万ポンドを超えた分に関しては40%の税率がかかりますなので、手取りで言うと、だいたい月64万円ぐらいと想定します。家賃は郊外で格安のいい物件を見つけられれば1800ポンドくらいですが、2000ポンドくらいがかかるのが一般的です。養育費に関してはイギリスの公立校に通えば無料となります。ほかにもいろいろ旅行に行かれたりお洋服買ったりとか美容だったりとかそういったとこもかかると思いますので、1000万円ぐらい年収の方でも10万円ぐらい貯金できたらいいほうかもしれません。
最後に
ダイバーシティな都市ロンドン。さまざまな考え方やいろんな文化に触れることができます。イギリスへの転職にご興味がある方は是非ご相談ください。
イギリスへの転職についての相談はこちらから |