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ドイツ転職のお役立ち情報

【ドイツで働きたい人必見】ドイツ転職の実情​​

日本人のドイツの転職市場について

  • ドイツはヨーロッパ最大の日系企業数を誇っており、その中にはさまざまな企業が存在しています。主に製造業のメーカーが多く、特に自動車関連の企業が目立ちます。ただし、その他の業界にも日系企業は存在しています。

  • ドイツでは、本やアジアで製造された製品を販売するセールスオフィスや販売事務所のような企業が多数存在しています。そのため、組織の規模もさまざまで、現地および海外で活動する企業も多く存在します。求人募集の中では、特に営業や貿易事務、技術的な役割やテクニカルサポート、フィールドエンジニアなどが多く募集されています。

ドイツの就労ビザについて

  • ドイツは比較的ビザの要件が緩い国です。特に、日本人が日系企業での転職を考えている場合は、大学を卒業していれば基本的にビザが取得しやすいです。ただし、留意点としては他の国と同様にビザの種類によって要件が異なるため、詳細な内容は確認が必要です。

ドイツの採用について

  • ドイツでは即戦力としての採用が主流となっており、未経験や新卒の場合は求人のポジションが限られる傾向があります。ただし、英語とドイツ語をビジネスレベルで使いこなせる場合、経験がなくてもチャンスは広がる可能性があります。

ドイツの英語力について

  • ドイツはドイツ語が公用語ですが、ビジネスの場では基本的に英語が求められます。ビジネスレベルの英語が必要とされます。

ドイツでの転職成功事例

  1. 技術営業から新規事業開発への転職 (20、30代)

    • 経歴: 日本で技術営業のポジションに就いていた。

    • 転職希望: 大学時代からドイツに興味があり、ドイツ語を勉強しており、ドイツへの転職を叶えるために転職活動を開始。

    • チャレンジ: 日本で取り扱っていた商材に近いポジションを探していたが、ポジション数や機会が少なかった

    • 成功: 技術営業としての経験が評価され内定を勝ち取ることに成功。検討範囲を広げ新規事業開発のポジションにも応募をした。

日本での技術営業の経験を活かし、新規事業開発のポジションに転職を成功させることができました。しっかりと自身の経験をアピールし、適切なポジションを見つけることが重要でした。ドイツでの転職成功には、自身のスキルや経験を活かしつつ、市場の需要やポジションの特徴を理解することが重要です。

  1. ​駐在マネージャーからドイツでの転職成功 (40・50代)

    • 経歴: ドイツを含めヨーロッパの国々での駐在経験があり、他のヨーロッパの国でマネージャー職を務めていた。

    • 転職希望: ドイツに残りたいとの希望から、日本企業でのマネージャーポジションの転職活動を開始。

    • チャレンジ: 現地採用の求人が主流であるが、日本企業の駐在員としてのマネージャーポジション。

    • 成功: 持っていた経験やスキルが求められていた企業のニーズとマッチし転職が成功。

この事例では、珍しい例としてヨーロッパでの駐在経験からドイツでの日系企業の駐在ポジションへの転職が成功しました。求められるスキルや経験が企業のニーズと完全にマッチしていたことが転職成功の要因となりました。転職活動では、自身の持つ経験やスキルが求人企業のニーズと一致するかを適切に判断し、そのポイントをアピールすることが重要です。

ドイツでの生活について(単身者と家族帯同者の例)

  • 単身者
    手取り月給が2000ユーロというイメージです。ドイツでは税金や社会保障などが引かれるため、手取り額は実際にはその約1/3程度となります。年収で換算すると、額面で月給3000ユーロ、年収で約35,000ユーロ程度となります。これは、一般的な営業事務の平均年収相場です。以下が2つのポイントです。
    食費:ドイツでは外食が高く、一方で食材は比較的安価です。そのため、食費は自炊を中心にするか、外食を控えるなどの工夫が重要です。個人の実態によりますが、食費の使い方によって大きく変動することがあります。
    医療費:ドイツでは税金が高い代わりに、基本的な医療費は無料です。大きな手術などでも基本的には無料で受けることができます。

  • 家族帯同者
    手取りで月給4000ユーロ、年収で約72,000ユーロというイメージです。以下に2つのポイントをお伝えします。
    家賃:家賃は高額になります。ただし、住む場所によって大きく変動します。郊外に行くと少し安くなる傾向がありますので、地域を考慮することが重要です。
    教育費:ドイツの地元の学校に通う限り学費は基本的に無料です。大学や大学院まで無償で通うことができます。

以上がドイツの生活費に関するポイントとなります。実際の生活費は個人や地域によって異なりますので、現地の情報や経験者のアドバイスを参考にされることをおすすめします。

最後に

ドイツでは、ワークライフバランスが非常に重視されています。個人のプライベートな時間や休暇を尊重する文化が根付いており、有給休暇をしっかりと取ることが一般的です。また、ヨーロッパの中心に位置しており、他の国とのアクセスが非常に良いことが特徴です。例えば、デュッセルドルフからはオランダやベルギー、フランスなどの国々に電車でわずか数時間でアクセスすることができます。ドイツへの転職を検討する際はご相談ください。

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