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【マレーシア】営業職の転職市場動向

​マレーシアにおける営業職のトレンド

マレーシアでは、日本人の現地採用による営業職の求人が常に一定数存在しています。特に商社やメーカー、物流、サービス業、IT系などの業界で需要が高く、現地でのキャリアを築きたい方にとっては魅力的な選択肢となっています。

営業職の求人状況

マレーシアでは、日本人の現地採用による営業職の求人が安定して存在しています。特に商社、メーカー、物流、サービス業、IT業界などで需要が高く、現地でキャリアを築きたい方にとって魅力的な選択肢となっています。

業界別の傾向

営業職の求人が多い業界は以下の通りです:

  • 商社(主に電子部品、鉄鋼、機械などの専門商社)

  • 物流

  • メーカー(特に電気・電子系)

  • メーカー販社

  • サービス業

  • IT企業(インサイドセールス含む)

マレーシアに進出しているメーカーのうち、電気・電子系が3割以上を占めており、電子部品・精密機器・化学品などの営業職が多い傾向です。一方、金融、広告、医療、食品業界では営業職の求人は少なく、地場企業や外資系企業からの募集も限定的です。

ポジションの特徴

営業職のポジションは担当者レベルが中心で、3〜7年程度の営業経験を求める企業がほとんどです。営業マネージャー職の募集もありますが、実際には部下を持たない「名ばかりマネージャー」のケースも見受けられます。

マーケティング系職種について

営業に近い販売企画やマーケティング職の求人は少なく、マーケティング業務は日本本社やアジア統括拠点(例:シンガポール)で行われることが一般的です。「Sales & Marketing」という職種名で募集されることもありますが、実際には営業が主業務となるケースが多いです。

雇用形態

当社が取り扱うマレーシアの営業職求人の多くは現地採用です。駐在員ポジションでの営業職募集はほとんどなく、近年では大手日系企業も駐在員を減らす傾向にあります。駐在員としての転職を希望される場合は、日本国内からの応募をおすすめします。

求められるスキル・経験

英語力

営業職では、業務に支障のないレベルからビジネスレベルの英語力が求められます。契約後のやり取りはローカル社員との英語でのコミュニケーションが中心となるため、英語力は必須です。

営業経験

ほぼすべての営業職で、最低3年以上の営業経験が必要です。これはビザ取得要件にも関係しています。特に商社・メーカー・物流業界では、業界知識や経験が重視され、マレーシアでの営業経験があると非常に有利です。

車の運転

営業職では車の運転が必須となる求人が多く、ペーパードライバーの方は事前に練習しておくことをおすすめします。サービス業など一部ではGrabなどの配車サービス利用が認められる場合もありますが、数は限られています。

人柄

営業職では、前向きで外交的な性格が求められます。特に新規営業を担当する場合、現地の日本人コミュニティでのネットワーキングに抵抗がない方が望ましいです。

業務内容の詳細

商社・メーカー・物流系企業では、マレーシア国内の日系企業向けの既存営業が中心ですが、仕入先が海外の場合は出張も発生します。サービス業や販社では、新規営業が中心で、コールドコールや訪問営業スタイルの求人が多くなっています。

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