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ベトナム転職を果たした方へのインタビュー

​今回は、先日JACにて開催しました「海外転職・就職を検討/興味のある方向け合同セミナー」にて、参加者の皆様より大変好評をいただいた「転職成功者へのインタビュー」を、記事にまとめました。

今回、ゲストスピーカーとしてご協力いただきました荻堂 玲央様は、2022年1月に開催された合同セミナーにご参加いただき、その後、実際に転職活動を実施。そして、2022年4月よりホーチミンに渡り、現在Ricoh Vietnam Company Limitedにて営業を担当しています。

海外転職のリアルな声をお届けできるのではと思い、今回は特別にブログにまとめましたので、ぜひ最後までお楽しみください。

スピーカー

お名前:荻堂 玲央 様

所属企業:Ricoh Vietnam Company Limited

略歴:新卒で人材企業に入社。日本では中小~大企業向けに人材ソリューションの提案営業を経験。

2022年4月から渡越。ホーチミンにて法人営業担当として現職に勤務。

大学在学中にはアメリカ留学も経験

インタビュー

Q:海外転職を目指した理由は、何ですか?

A:学生時代より、海外の文化と英語に興味があり、いずれは海外に出たいという気持ちがありました。
しかし、日本でのサラリーマン経験も身に着けたいという思いもあったので、まずは3年間、日本で営業の経験を積み、そこで成長してから海外へ出ようと思い、今回、海外転職をしました。

Q:複数国で、どのように転職活動をしていたか、また転職軸、優先順位などは、いかがでしたか?

A:まずは東南アジアに絞って転職活動をしましたが、特に国のこだわりは無く、自分が成長できるチャンスがある国を軸にしました。そしてJACに登録し、各国のコンサルタントと話をしました。
英語を使いたい、営業の経験を活かしたい、さらに次のステップに成長できる環境が整っているところで働きたいーー。これが今回の海外転職の軸でした。その国で、またその会社で何が経験できるのか、という事が大事だったので、面接の中で、自分から面接官に色々と質問を投げかけ、決定軸としていきました。
優先順位などは、企業側も担当しているJACのコンサルタントと、正直ベースにコミュニケーションを取る事を意識していました。実際に会社のリアルな情報をできる限り手に入れて、自分の中で優先順位を決めて、選考スケジュール等を決めていました。

Q:最終的にRicoh Vietnam様に決められた理由は何ですか?

A:Ricoh Vietnamとは、一次面接、二次面接と直属の上司に当たる方と面接をしました。
仕事以外のプライベート等の話も含めて面接していただけたので、入社後のイメージが付きやすかったです。
また、最終面接で日本人、ベトナム人の責任者と話をして、自分の中でコミュニケーションは問題ないと感じ、この会社で心地よく働けそうという安心感があったのも決め手となりました。
ベトナムという国は、元々、東南アジアの中でも一番興味を持っていました。
いい意味でまだ発展しきっておらず、高度経済成長期にいるため、実際に住んで働きながら肌でその様子を感じられるのが大きなきっかけとなり、決め手ともなりました。
面接まで、ベトナムに限らず、東南アジアに行ったことはありませんが、「何とかなるだろう」と前向きでいたので、そこまで不安もありませんでした。

Q:実際にベトナムで働いてみて、仕事面で、またプライベート面で、いかがですか?

A:日本よりもゆったりと働けていて、プライベートの時間も増え、穏やかに暮らせています。
英語が話せないからといって邪見に扱われることもないですし、ベトナム人とのコミュにケーションも、生活していく中での不安は無いですね。

Q:ベトナム人スタッフとの関係構築はどうですか?

A:正直、一長一短ですね。順調な所もあれば、なんでこんなに仕事ぶりが雑なんだと思う事もあり、まだまだこれからコミュニケーションは必要と感じています。
ただ、総じてみんな前向きで、変な気遣いも必要ないので、そこは時間が解決してくれる、と思っています。

Q:一緒に働く中で、ベトナムの文化で苦労した点はなんですか?

A:現在、Ricoh Vietnamでメーカーの営業をしており、在庫を確保して納品する所までをサポートするのが仕事です。在庫を確保するチームに1カ月前に依頼しても、実際は確保されていないなど、日本では起こらない事が起こるので、苦労している部分はありますね。

Q:日本人的なビジネス感覚をわかってもらうために、試してみている事はありますか?

A:現実的に理詰めしても動いてくれない感覚があるので、相手のやり方を尊重し、一度認めたうえで、自分の意見を伝える事を意識しています。こうやらないとお客様に迷惑がかかってしまうと伝え、相手に寄り添いながら、一緒に考えて対応する。
その結果、このやり方がいいよねと、最終的に同意を得ていくコミュニケーションを、今は意識している状況です。

Q:いったん給与を下げて現地採用で働く、ということについてはどう思いますか?

A:個人的な見解にはなってしまいますが、まだまだ20代半ば。給与が下がるのはマイナスですが、20代で海外での実務経験が詰めるのは魅力的だと感じていたので、そこまで給与に対して折り合いをつける必要はなかったです。
また、給与が下がるといっても物価が安いので、案外、日本より貯金ができるので、東南アジアで働く事は魅力的な選択だと思っています。

Q:物価の違いについてどうですか?

A:ご飯が安い!ランチが日本円で200円~300円で食べられるので、意外と出費が少ないです。
日本のものを買おうとすると高いと感じますが、毎回毎回、日本食や日本の物を買う必要性がないので、物価で困っている事はそこまでないです。

Q:ご家族で海外に来られる方、若しくは単身でも、ご家族の同意を得られるかどうかがポイントとなります。 荻堂さんの場合、その点はいかがでしたか?

A:家族は海外転職に賛成でした。奥さんも、海外で働く事に対して前向きに捉えてくれていました。
奥さんにとっても初めての海外なので、不安もあると思いますが、自分が先に来ているので、できるだけポジティブな所をしっかり伝えて、安心して来てもらえるよう準備している所です。
先に単身でベトナムに来てよかったと思っています。想像していた部分と違う所もあり、そこを言葉で伝えられたのはよかったです。

Q:実際にベトナムにきて、想像と違った点はなんですか?

A:想像以上に住みやすいですね。
夜もカラオケでどんちゃん騒ぎして、煩いのかなと思っていたのですが、すごく静かです。
ご飯も想像以上に良くて、ベトナム料理でも色々な種類があるので、今の所、飽きずに楽しんでいます。
言い意味での「想像と違った」でした。

Q:実際にベトナムに来て、仕事面で、またプライベート面で、大変だったことはなんですか?

A:仕事もプライベートもそうですが、「想像以上に、ベトナム人は適当かな?」と思いました。
飲食店で頼んだものが来ない、違うものが来る、などです。オーダーするときにメモとらないのかな?と思う事が多々あります。
仕事面では、依頼事に対してできなければ「できない」と返答が来ることが日本では普通ですが、面倒くさい依頼やできない依頼は「返信無し」の場合もあり、こういった点は、日本とは仕事の捉え方が違うので、少しショックが大きかったですね。

Q:仕事で困ったこと/大変な事への対処はどうしていますか?

A:とにかく、何度もこちらからコミュニケーションを取ることです。
同じベトナム人でも、全員が適当というわけではなく、日本人と近い感覚でお仕事に取り組むベトナム人スタッフも多くいるので、その方たちに間に立ってもらいながら、コミュニケーションを図るように工夫しています。
また、1度、仕事から離れると、仕事での人間関係がリセットされ、みんな友達感覚になるのもベトナムの良い所です。平日は毎週、会社のスタッフとのサッカーに参加し、そこでもコミュニケーションを取っています。
会社以外の場でコミュニケ―ションを取って仲良くなることによって、仕事での依頼事を快く受け入れてくれるような工夫をしています。

Q:その他、息抜きの方法は何ですか?

A:今はバスケです。毎週、日本人の同好会に参加しています。
日本人の同好会/サークルが色々あるので、日本人の友達を作りたいという方は困らないと思います。
自分の興味のあること、趣味を通して共通の知人を見つけ、仲良くなることも可能です。

Q:荻堂さんにとって「転職成功」の定義づけとなるポイントはなんですか?

A:個人的には、「転職をした結果、前向きに働けるかどうか」が成功か失敗かのポイントかなと思います。
前向きに働けているのであれば成功、そうでなければ失敗かなと思っています。

Q:今後の展望としては、どのように考えていますか?

A:自分の中では20代のうちに色々な経験を積んでスキルアップしたいと思っています。
約3年の間で、「一営業マン」から「マネージャー」の立場になって、ベトナム人の部下をもって、彼らのマネジメントをする立場に立つというのが、近い将来の展望です。
それ以降は、正直、まだ考えられていませんが、マネージャーになってマネジメント経験を活かして他国に行くなど、選択肢が広がるのではと思っています。そのため、いったんは、先ほど掲げた目標に向かって、やるのみです。 ​

Q:海外転職の先輩としてアドバイスはありますか?

A:アドバイスというのもおこがましいですが、「何とかなる!」という一言に尽きます。
現地の方と性格が合わない、仕事の進め方が合わない、食事が合わない、環境が合わない等、 細かい事を上げればきりがないので、それに対しどう自分が前向きに捉えることができるかが大事です。
経験から言える事は、「なんとかなります」ということ。
細かい事を精査しに行くというよりは、「なんとかなるでしょ」というマインドセットで来るといいですよ!

【まとめ】

直近、ベトナムへの転職を果たした方のリアルなお声をお届けしましたが、いかがでしたか?
海外転職は、勤務先や仕事内容だけでなく、住む場所・環境も変わります。
ただ、荻堂様もおっしゃっていた通り、「なんとかなる」事がほとんどです。
その「なんとかなる」というマインドセットのお手伝いを、私たちコンサルタントの方でできれば幸いです。

​求人紹介やご転職サポートだけでなく、現地に住んでいるコンサルタントだからこそお話できるエピソードが沢山あります。

海外転職で不安に思っている事や気になる事等、何かありましたらいつでもお気軽にご相談ください!