インドへの転職(就労ビザ・暮らし/生活)

インドへの転職(就労ビザ・暮らし/生活)

インドへ転職する際の就労ビザ / 就労許可書

インドと日本の関係は良好なため、必要書類(就労先、自身での書類の準備が必要)さえ揃えれば比較的簡単に就労VISAは取得可能。とはいえ個々の状況、申請先の担当者により1ヶ月ほどかかるケースも見られる。通常は申請から5営業日以内で発給されるが、親類にパキスタンの方がいる場合、かなりの時間を要する場合がある。

インド国内で転職する場合、国内でのVISA切り替えは不可。日本のインド大使館にてVISA更新の必要がある。

  • 用意する書類が多く、手続きが多種煩雑である

  • 年収162.5万INRを上回る給与体系であれば、ビザ申請が却下されるケースはほとんど見受けられない

  • 申請書類・条件については適宜変更があるため、詳細については、インドビザ情報センターを確認。

インドへ転職して暮らす

​デリー近郊(グルガオン含む)はメトロが開通しており公共交通機関も発展してきています。商業施設なども数多く点在し、日本のようなオフィスビル群もできています。

特にグルガオン(デリーから1時間程度の新興都市)は日系企業の進出が増え、日本人も多く在住しています。ここ1~2年で日本食レストランも増え、日本人が生活しやすい環境が以前に比べ整いつつあります。

治安については、軽犯罪(スリ、ぼったくりなど)が他アジア同様観光地でみられるものの、都市部では夜間に女性一人で出歩くなどしない限り問題はありません。

多くの日本人は外出時にドライバー付きの車で移動したりタクシーを利用するため上記のような状態になることも基本的にはありません。

住居

  • ローカルな集合住宅から高級マンションまで様々な選択肢がある。

  • デリー、グルガオンエリアの 場合、1Rから2BHK(2 bed room)で25,000~60,000INR(約3.8~9.1万円)程度。

  • 単身用・夫婦・家族向けのコンドミニアム、サービスアパートメント、PGというシェアハウスの形態もある。 

  • 家具付きとそうでない物件があるため、ニーズに合わせて選ぶのが好ましい。

  • 比較的セキュリティーがしっかりした所である事と、夏の猛暑を避けるため最上階を避ける事に注意したほうが良い。

交通

  • 市内を移動する際にはメトロ、タクシー、三輪タクシー(オートリキシャ―)が一般的。オートリキシャ―の場合はメーター制でも料金交渉をしてくることがあるので注意要。

    • オートリキシャー:初乗り30INR(50円)~。1km約10INR程度

    • タクシー:オートリキシャーの約1.5倍の値段(Uber、Olaなど、配車サービスのアプリが便利)

    • メトロ:デリー・グルガオン、ムンバイ、バンガロール、チェンナイで開通。25INR~国内移動の場合には列車、長距離バス、飛行機等の手段がある。

食事

  • 北部では小麦の薄焼きパン(チャパティ)、南部と東部では米を主食とし、スパイスを多用した料理 がインド全土で食べられる。

  • 国土の広さに比例してその味付けは地域ごとのバラエティに富み、各地の料理を食べ比べるとその多様さを実感することができる。

  • 和食、洋食、中華などのレストランも揃っています。

  • 屋台であれば30INR(50円)程度、日本食レストランでは600~800INR(1000~1400円)程度とやや高め、ファーストフードは200~350INR(350~600円)程度。

医療

  • 最新の医療設備を備えた 近代的な私立病院があり、欧米の病院で経験を積んだ優秀な医師が多数勤務している。

  • 気候面からも体調を崩すことも多いため、体調管理には十分注意が必要。

  • 飲みなれた日本の薬があるようであれば、持参した方が良い。

教育事情

インターナショナルスクール・日本人学校・インドローカル学校の3つの選択肢がある。

  • ①インターナショナル:現地のインターナショナルスクール、ブリティッシュスクール、アメリカンスクールなどがあり、入学金は約30~200万、学費は平均で約20~300万円/年。学校によってかなり差が出る。在住外国人があまり多くないため生徒の7割以上はインド人となることが多い。

  • ②日本人学校:入学金は約30万、学費は約45万円/年、スクールバスは約1~2万円/月

  • ③ローカルスクール:都市部の私立学校では、幼稚園から12年生(高3相当)までの一貫教育を行う学校が多く、英語で教育が行われている。これに対して、公立学校(ガバメントスクール)はヒンディー語等のローカル言語(州の公用言語等)を中心として授業が行われている。インドの中間層以上の家庭の子どもは私立学校に通う傾向が特に都市部においては一般的である。

  • 私立学校は授業料も様々で、教育のレベルも学校によって大きく異なっている。公立学校は8年生まで無料、私立学校は約1~40万/年。※上記にはそれぞれその他に諸経費がかかる。

生活費シミュレーション

<月収 140,000INRの場合 -単身でインドに滞在->

※INR=ルピー / 1INR=約1.5円(2023年1月現在)

家賃

30,000

食費

30,000

水道光熱費

3,500

携帯電話

500

その他

10,000

所得税

30,000

貯金

36,000

140,000

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